「あなたの人生の舵取り」お手伝いします

独立FPがあなたの夢の実現に向けての 自立をサポート!会社員から独立FPになった50代子持ちの筆者が日常感じていること、伝えたいことをお送りします

投資・運用

複数のFPに会って決める時代到来?

6組の相談が同時進行しています。
それに加えて常にお客様のアフターフォローも
発生していくため、かなりハードな日々です。

時間管理を一歩間違うと命取りの状態です。

週末は1日2組の相談、ということも多いです。

私の場合カウンセリングに非常に時間をかけるため、
というか、結果的にかかってしまうのですが、
ライフプランのカウンセリングなど、3時間以上かかって
しまったりする場合もあり、それが1日2組となると、
かなりハードではあります。
(ま、終わったあとのビール、もとい発泡酒もその分おいしいですが。)

クオリティの高いカウンセリングを行うためには、
体調も、メンタルも、自分をよい状態に保っておく必要があります。 

そんななか、最近気づいたこと。

トータルで3人、あるいは5人のファイナンシャル・プランナー
に会ってから、最終的に私に決めて頂いたお客様が
ここのところ偶然にも2組続きました。

ちなみにいずれもライフプラン・シミュレーションを確認したうえで、
今後の資産形成・資産運用を考えていきたい、という30代のご夫婦でした。

選んで頂いたことが光栄なのはもちろんです。
ほんと、うれしいです。
単純な性格のため、心のなかで「やったー!」です。

でもそれ以上に驚いているのは、
ファイナンシャル・プランナーに相談に行くことが
やっと一般的なことになってきた、ということに加えて、
自分に合ったファイナンシャル・プランナーを決めるために、
何人かに会ってから決める、という行動をとられた方が
実際に2組いらっしゃった、という事実。

ちょっと前まで
「ファイナンシャル・プランナー? なにそれ?」
ということも多かったのが、やっと世の中に認知されてきたんだな、
というのは非常に感慨深いことです。

FPのオーディション!?

世間ではGWが終わりましたね。

私のGWは、個人相談を3件やり、
相談がない日も提案書作りに追われ、ほとんど仕事でした。

そのなかで、あるお客様との初回相談でのこと。
その方は、私に会う前に4人のFPと
すでに面談をしてきたということでした。

「4人ですか!? ということは私が5人目?」

そこまで打ち明けてくださらないだけで、
実はいらっしゃる方のなかには私を含め
複数のFPに実際に会って決めている方も
もちろんいらっしゃるのでしょうが、
正直5人ものFPと実際に会ってから決めよう、
という真剣な方にお会いするのは初めてだったため、
驚きが隠せなかったことは事実でした。

ただ、よくお話を聞いてみると、ご自身にとって
今回の相談は大事なことだという認識があり、
今後長い目で見て、おつきあいできるFPを
探そうと思っている、とのことでした。

たしかに、そこは私も非常に共感できました。
お客様にとっては、案件によって何人もの専門家に
相談をする時間と労力が節約できるし、
FPにとっても、その方の価値観や考え方なども含めて
長い間に情報が蓄積されていくので、
よりその方の価値観や状況を反映させた提案が可能になるし、
資産運用に関するフォローをしていく点においても、
メンテナンスを継続できるため、両者ともに
メリットが高いと思うからです。

なので素直に「それは大変な労力でしたね。
でも、そうやって探したうえで選んだ人に頼むことは、
きっとすごくいいことだと思いますよ。」
と素直に感心してしまいました。

でも実際は、のんきに感心している場合ではなく、
私のほかに、きっと優秀な4人のFPと比べられる
ということなのでありました。

結果はいったんご自宅に持ち帰り検討したうえで出します、
とのことでしたので、回答をくださる期限まで待つことになりました。

よくよく考えると、
これってFPのオーディションじゃーん!

そうなると、実は負けず嫌いの性格のため
(あまりそうは見られないが)
気にしないようにしようと思っても
やっぱり気になるー、のが人情であります。

「5人のなかのひとりなんだからさ、
選ばれなくたってしょうがないよ。」

「そうそう、まあ、あまり期待しないで
いたほうがいいよ。」
など、自分と家族の両方に慰められ(?)
ながら発表の日が来ました。

ありがたいことに、私にお願いしたい、
とのお返事があり、1年間、資産運用を視野に入れて、
ファイナンシャルプランを作成していくことになりました。

大変光栄なことです。
こうなると、この仕事、面白くてやめられません。

よいプランを作りたいと思います!

独立系FPのとある長い1日

午前中は自宅兼事務所にて保険見直しのカウンセリング。

現状は5,000万円近い死亡保障のある方でしたが、
その方のご家族の状況や金融資産などを考慮しながら
計算をしてみたところ、なんと必要保障額は、
計算上はゼロでよいということがわかりました。

反面、医療や介護に関する保障は大幅に不足していました
ので、本日行った詳細なカウンセリングをもとに、
保険料予算も考慮しつつ、プランを作成することになりました。

午後は、とある保険会社の医療保険の新商品の説明会へ。
今年に入って数社の新商品の発売がいくつか決まっていますが、
めまぐるしく進化する医療保険に関しては、
日々の商品知識の更新が欠かせません。

ファイナンシャルプランナーとして相談業務を行ううえで、
保険の見直しなどを行う際には、資格に必要な知識も
もちろん大切なのですが、実務としての商品知識も
常にアンテナを立てておくことが必須です。

お客様にとって最適な商品を選択するためには、
保険会社ごとの強みや、細かい内容の違いの情報を
ストックしておくことで、その方にとって最適な「いいとこどり」
をしたプランを作成することが可能になるのです。

夜は、バックオフィスである(株)住まいと保険と資産管理
の勉強会へ。

現物不動産投資に関するケーススタディ分析をしました。
やはり、広告などでよく目にする表面利回りやNET利回りだけで
判断するのは危険ですね。

投下資本利回りやその方の年収に基づく税率まで考慮した
税引き後の手取り金額で判断することが大切だなと実感。

ケースによっては表面利回りは6.45%とうたわれているのに、
投下資本利回りを細かく計算していくと、2.87%しかなく、
税引き後の手取り金額が投下資本に対して1.4%の利回り
でしかないケースもあるのですから。

あらためて、「ファイナンスのプロ」「不動産のプロ」
という2つの目線で提案ができることが私たちの強み
であることを認識できました。

長い1日でした。 お疲れ様。

BS12「夫婦で考える資産運用」の取材がありました

オールアバウト コラム「FP照井のつぶやき・メディア」
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