午前中は自宅兼事務所にて保険見直しのカウンセリング。

現状は5,000万円近い死亡保障のある方でしたが、
その方のご家族の状況や金融資産などを考慮しながら
計算をしてみたところ、なんと必要保障額は、
計算上はゼロでよいということがわかりました。

反面、医療や介護に関する保障は大幅に不足していました
ので、本日行った詳細なカウンセリングをもとに、
保険料予算も考慮しつつ、プランを作成することになりました。

午後は、とある保険会社の医療保険の新商品の説明会へ。
今年に入って数社の新商品の発売がいくつか決まっていますが、
めまぐるしく進化する医療保険に関しては、
日々の商品知識の更新が欠かせません。

ファイナンシャルプランナーとして相談業務を行ううえで、
保険の見直しなどを行う際には、資格に必要な知識も
もちろん大切なのですが、実務としての商品知識も
常にアンテナを立てておくことが必須です。

お客様にとって最適な商品を選択するためには、
保険会社ごとの強みや、細かい内容の違いの情報を
ストックしておくことで、その方にとって最適な「いいとこどり」
をしたプランを作成することが可能になるのです。

夜は、バックオフィスである(株)住まいと保険と資産管理
の勉強会へ。

現物不動産投資に関するケーススタディ分析をしました。
やはり、広告などでよく目にする表面利回りやNET利回りだけで
判断するのは危険ですね。

投下資本利回りやその方の年収に基づく税率まで考慮した
税引き後の手取り金額で判断することが大切だなと実感。

ケースによっては表面利回りは6.45%とうたわれているのに、
投下資本利回りを細かく計算していくと、2.87%しかなく、
税引き後の手取り金額が投下資本に対して1.4%の利回り
でしかないケースもあるのですから。

あらためて、「ファイナンスのプロ」「不動産のプロ」
という2つの目線で提案ができることが私たちの強み
であることを認識できました。

長い1日でした。 お疲れ様。