JRの駅でポスターを見かけてなつかしくなりました。

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ポケモンスタンプラリー
JRの夏休み恒例のイベントです。

今は小4の息子が、小1・小2の頃にやりました。
仕事の合間を縫いなので、せいぜい2日間くらいなのですが。

息子は前日から目を輝かせ、集めたいポケモンのキャラクター
が載ったスタンプラリー専用の沿線地図を見ながら、
絶対集めたいキャラクターのスタンプのある駅に印をつけ、
計画を立てていました。

実際1日に20駅以上(?確か)降りて押していくという
結構な強行軍でした。

暑いなか、ひたすら電車に乗り、駅を降りて改札口
でスタンプを押していくという、大人から見ると正直
「何が面白いんだろう。。。」というイベントなのですが、
当時の彼は大喜びなのでした。

1日で神奈川県から千葉の果てのほうまで行ったりして
夕方ぎりぎりの時間まで子どもは疲れ知らずです。

駅のホームにも真夏の太陽が降り注ぎ、
私は夕方にもなると、もうへとへとで、駅に降りても
「もうお母さん走れないから、ここで待ってるから、
1人で改札まで行って押しといで。」という始末。

時間を過ぎると押せなくなるので、子どもは駅員に
「そこの走ってる子ー、
危ないですから構内を走らないようにー。」
とアナウンスされながらもスタンプをゲット。

スタンプ帳にたまったポケモンのキャラクターの数々、
大人からすると「それがどうした。」
という世界なのですが、子どもはそれを眺めて満足気でした。

あれから2年。
ふと気づくともうそんなことには興味のなくなった
小4になった息子。

そのときはヒーヒー言いながらも、子どもの喜ぶ顔が見たくて
付き合っていたのですが、駅でポスターを見かけ、
よみがえってきたのは、

駅でスタンプのある改札口を探しながら、
このポスターを見つけて親子で「こっちだ!」と笑ったり、

お昼を食べに入ったおそばやさんでおいしそうに
ざるそばを食べていた小1の頃の顔や、

ラーメン屋さんで店員さんに親切にされて、
私にヒソヒソ話で「あのひと、親切だね。」
と照れくさそうに言っていた小2の頃の顔や、
改札に向かって猛ダッシュしていた後姿です。

きっとあと何年もすれば、喜んで親と出かけることも
なくなってくるんだな、と思った瞬間、なんだか、
大切なものが手からこぼれて落ちてしまったような
何かとても大事な忘れ物をしてしまったような
気持ちになりました。

あのとき、仕事を調整しても2日間が限度だったけど、
「ねえ、あともう1日まわれない?」と言っていたっけ。

こんなにかけがえのない思い出になるのなら
もう1日無理しても時間作れなかったかなあ・・・なんて。

後悔することがひとつもない子育てなんてないんだろうけど、
それにしても親ってせつないもんだよね。

もうあと何年かしかないのなら、
今この瞬間を大切にするしかないよね、
どうしたって、きっと子どもが巣立っていってしまったら
寂しいことに変わりないんだろうから。